はじめてのシルクスクリーンプリント!「版」とは?

SNSなどでシルクスクリーンプリントについて動画を見たことがある方もいるのではないでしょうか?
シルクスクリーンプリントは基本的に「版画」のような手法でプリントするため、オリジナルウェアを複数枚刷る場合は型となる「版」が必要です。

今回はシルクスクリーンプリントの「版」について解説をします。

シルクスクリーンプリントとは

シルクスクリーンプリントとは

デザインに合わせて版画のような型を作成し、専用の塗料を混ぜ合わせてインクを作成、版の上からTシャツなどの素材にインクを塗り込むことでプリントする手法を指します。

初回発注時はこの版の作成料金がかかるためコストが高くなりやすいのがネックですが、リピートする場合は版代不要、大量発注する場合は他のプリント方法より1枚あたりの費用が割安になるのでおすすめです。

 

※版は基本的に作成してから数年間の保管期間があり1〜3年保管が通例です。プリントスタイルでは3年間お預かりしております(リピート注文後、更に3年更新)。

※シルクスクリーンプリントを選ぶメリットやデメリットに関しては以下の記事がおすすめです。

シルクスクリーンプリントのメリット・デメリット
大量生産向き、少量生産だとコストが高くなる!?

シルクスクリーンプリントの工程

1. デザイン入稿

デザイン入稿

プリントして欲しいデザインのデータを入稿します。

2. 版を作成

版を作成

まずは「版」を作成します。
特殊な枠に塗料を塗り、その上に入稿されたデザインを写し込み、特殊な機械で加工して版を作成していきます。
※1色の場合「版」は1枚ですが、境界線など複雑なデザインになる場合は複数の版を作成する必要があります。

3. プリント

プリント

まずはデザイン通りの色を表現するために複数の塗料を混ぜ合わせ、特殊なインクを作成します。
このインクを版の上に塗り、ヘラで伸ばして素材に塗り込みます。

例えば塗りがピンクで境界線が白のイラストを表現する場合、まずは塗り用の版で素材にピンク色のインクを塗り、その上から境界線用の版で白いインクを塗ることで境界線つきのイラストが表現できます。

4. 完成

完成

綺麗にプリントできました!
発色が良く堅牢性が高いので、すぐには色褪せたり剥がれたりはしないのが魅力です。

まとめ

シルクスクリーンプリントの特徴や、版の必要性を解説させていただきました。

シルクスクリーンプリントは大量生産に向いているのですが、1〜5点以内の少数生産の場合は版代がかかる分コストが高めになってしまいます。

もしも1点だけ作成を希望する場合は転写プリントの方がクオリティは高くコストも抑えられるためおすすめです。
気になる方は転写プリントについてもご確認ください。

転写プリント
少ない枚数を作る時はコスパ◎
転写プリントのメリット・デメリット
転写プリントのメリット・デメリットについてはこちらから
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