SS(スプリングサマー)オリジナルウェアの企画・制作ガイド|アパレル向け完全版
刺繍プリント専門店のプリントスタイルへようこそ!
おしゃれ大好き店長の西口です。
アパレルブランドやECサイトを運営する皆様にとって、SSコレクションのオリジナルウェア制作は、ブランドの個性を最も発揮できる重要なフェーズです。
しかし、既製品との差別化、トレンドの反映、そして何よりも夏の厳しい環境に耐える「アパレル品質」を実現するには、素材や加工法に対する深い知見が求められます。
この記事では、「SSオリジナルウェア」を成功させるために不可欠な基礎知識から、素材・加工の選び方を徹底解説します。
SSとは
アパレル業界では、シーズンごとに商品企画・デザイン・生産のサイクルが明確に分けられています。
SSとは、Spring Summer(スプリングサマー)の略称で、アパレル業界において春物・夏物の商品群を指すシーズンカテゴリーです。
ファッションのトレンドやコレクションは、基本的にこのSSと、秋冬を意味するAW(オータムウィンター)の2シーズンで展開されます。
アパレル企業、OEM/ODMメーカー、デザイナー、ショップバイヤーなど、業界関係者にとってはよく使われる基礎知識です。
SSでは気温の上昇やライフスタイルの変化を見据え、軽量・吸汗速乾・通気性のあるアイテムや、肌に触れる感覚が心地よい素材を中心に企画が進みます。
また、カラーは明度の高いトーン、アクティブな印象、清涼感を意識したパレットが選ばれる傾向にあります。
そのため制作においても、それらの要素を意識したアイテムやプリント・刺繍の選定が不可欠となります。
SSに選ばれるオリジナルウェアのアイテムカテゴリー
SSシーズンは、Tシャツ・タンクトップ・ポロシャツ・ライトアウターなど、レイヤリングよりも単体で見せるアイテムが主役になります。
そのため、オリジナルウェア制作でも「1枚で完成するビジュアル」「素材感によるブランドらしさ」「プリントや刺繍による表現の差別化」がより重要になります。
ここではSSで主力になるオリジナルウェアをいくつか紹介します。
●Tシャツ
SSといえば、まずTシャツ。
SSの主力アイテムであり、最も販売数が見込めるカテゴリーです。
1枚で完結するデザイン性の重要度が高く、プリントとの相性もよい王道カテゴリです。
6.0oz前後のヘビーウェイトはストリートやユニセックスの定番として根強く、5.0oz前後はコストと軽さのバランスからアパレルブランドの量産にも選ばれやすい傾向があります。
トレンドに合わせて、ビッグシルエットやオーバーサイズなどのブランドターゲットに合わせた形を軸に企画を組むのが良いでしょう。
素材は、コットンや、ドライ機能を持つポリエステルブレンドが主流です。
オリジナルTシャツ一覧定番のコットンTシャツからドライTシャツやVネックTシャツやボーダーTシャツまでサイズもカラーもとにかく豊富。
●ポロシャツ
ブランドのカプセルコレクションとしてポロを展開するケースも増えています。
鹿の子素材のクラシックタイプ、吸汗速乾ポリエステルのスポーティータイプなど、目的に応じて選択肢が広く、刺繍との相性が抜群です。
刺繍ワンポイントやワッペンでの差別化が効果的です。
またSSシーズンは企業ユニフォーム需要も高まるため、Tシャツよりも「きちんと感」を出したいときに選ばれます。
企業のクールビズ用ユニフォームや、大人向けのカジュアルブランドに適しています。
ポロシャツ一覧
ドライポロシャツ、裾ラインや袖ライン、ボタンダウンポロシャツなど様々なポロシャツを取り揃えています。
●ライトアウター・パーカー
SS立ち上がり、春先の肌寒い時期や、夏の冷房対策、日焼け対策として需要があります。
素材は、ナイロンやポリエステルを使い、軽量でコンパクトに持ち運べるパッカブル仕様にすると、商品価値が高まります。
軽量でトレンド性が高く、ルックの幅を広げやすい点が魅力。
プリントはシルクスクリーンやDTFプリントが多く、背面に大きく入れると存在感が出ます。
オリジナルパーカー一覧
王道のプルオーバーパーカーはもちろんジップアップパーカー、ドライパーカーなど豊富に揃えています。
●キャップ・ハット
SSのファッションアイテムとして欠かせません。
メッシュ素材や吸水速乾の機能を持つものをボディに選び、ワンポイントの刺繍でブランドロゴを際立たせるのがトレンドです。
オリジナルキャップ一覧メッシュキャップなどカジュアルなキャップからハットまでプリントスタイルのキャップラインアップはこちらです。
キャップ刺繍ネーム刺繍やロゴ刺繍、立体的な3D刺繍まで対応。プリントスタイルのキャップ刺繍について詳しく紹介します。
SS向けオリジナルウェアの素材選び
SSシーズンのオリジナルウェア企画において、素材選びはシルエットやグラフィックと同じくらい重要な要素です。
特に春夏は、気温上昇や汗ばむ環境を想定した“着心地の最適化”が求められます。
さらに、アパレルブランドにとって素材は世界観を伝える最も根本的な情報設計の一つでもあり、「どんな肌触りか」「どれだけ軽いか」「どんなドレープが出るか」など、素材そのものがデザインの一部と言えるほど大きな役割を持っています。
SS向けアイテムは一枚で着られる機会が多いため、素材の質感がダイレクトに見た目へ現れます。
例えばコットンならナチュラルな風合いがブランドらしさを演出し、ポリエステルなら快適性と発色の良さが機能性を求めるユーザーに響きます。
混紡素材はトレンド性と実用性のバランスを取りたいブランドに最適です。
ここでは、SSシーズンの企画において押さえておきたい主要素材について、それぞれの特性と向いているブランドイメージを詳しく解説します。
SSオリジナルウェアの主要素材
- ■コットン(風合いとブランドらしさを重視する場合)
- ■ポリエステル(機能性を中心としたラインに)
- ■混紡素材(バランス重視のブランドにおすすめ)
- ■サステナブル素材(環境意識の高い顧客層への訴求)
ではこれらの素材について詳しく解説していきます。
■コットン(風合いとブランドらしさを重視する場合)
Tシャツの中心素材となるコットンは、SSのオリジナルウェアの核となる存在です。
生地のオンスによって風合いが大きく変わり、耐久性や透け感も異なります。
アパレルブランドでは、
6oz以上のヘビーウェイト:ストリート寄り、1枚で成立
5oz前後:汎用性が高くユニセックス向け
4oz台:軽量でコストも抑えやすい
といったようにオンスによる使い分けが一般的です。
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■ポリエステル(機能性を中心としたラインに)
スポーツウェアのイメージが強かったポリエステルは、今やファッション素材として欠かせません。
吸水速乾性が高く、汗をかいても肌に張り付かず、常にサラサラとした着心地を保ちます。
また、洗濯後の乾燥も早いため、ヘビーユースされるSSウェアの定番素材です。
夏のオリジナルTシャツはドライTシャツが最適?ドライTシャツのメリット・デメリット
発汗量の多い季節におすすめのドライTシャツについての解説記事です。
■混紡素材(バランス重視のブランドにおすすめ)
コットン×ポリエステルの混紡は、それぞれの良さを併せ持ち、耐久性や扱いやすさを高めた素材です。
アパレルブランドの別注企画にも人気で、肌触りと機能性を両立させたいクリエイティブにフィットします。
■サステナブル素材(環境意識の高い顧客層への訴求)
リサイクルポリエステルや再生繊維など、サステナビリティに配慮した素材を選ぶことで、環境意識の高い顧客層への訴求力を高めることができます。
これは、現代のアパレルブランドにとって支持を得やすい要素です。
プリントスタイルでもリサイクルポリエステルの商品を取り扱っています。
SSオリジナルウェアのプリント・刺繍の選び方
加工方法は、ウェアの着心地や見た目の「風合い」に大きく影響します。
アパレルブランドの品質基準を満たすには、仕上がりと耐久性を考慮した加工を選ぶ必要があります。
ここからはSSオリジナルウェアにおすすめの加工方法を紹介します。
●シルクスクリーンプリント
インクの厚み・発色・耐久性のバランスが良く、アパレルブランドの量産では最も重視される加工方法です。
シンプルなロゴ、太めの線画、ブランドを象徴するステートメントなどに向いています。
インクが膨らむことで、デザインに立体的な凹凸をつけ、視覚的・触覚的な面白さを加える発泡プリントやインクにラメを混ぜてキラキラ光るラメプリントなど特殊プリントも魅力です。
ロット数が増えるほど単価が下がるため、シーズンアイテムに最適です。
シルクスクリーンプリント
大量生産するならシルクプリントがおすすめ
シルクスクリーンプリントのメリット・デメリット
シルクプリントのメリット・デメリットについても合わせてご確認ください
●インクジェットプリント
繊細な表現、色数の多いグラフィックに最適で、アーティストコラボやビジュアル重視のブランドに支持されています。
コットン素材と特に相性が良く、風合いの残るナチュラルなプリントに仕上がることが特徴です。
インクジェットプリント色合いが鮮明で着色力が強いプリント手法です
インクジェットのメリット・デメリットについても合わせてご確認ください
●DTF転写(DTFプリント)
最近のアパレルでは小ロット展開や限定アイテムが増え、DTFプリントの採用が急増しています。
フルカラー・グラデーション・細かいラインも安定して再現でき、耐久性も高いため、ポップアップやEC限定アイテムにも相性が良い加工です。
プリントスタイルのDTF転写(オンデマンド転写)
さらにクオリティにこだわった転写プリントはこちら
DTF転写の特徴とメリット・デメリット
近年話題のプリント手法DTF転写(DTFプリント)の特徴とメリット・デメリットを解説します
●刺繍
SSでも刺繍は根強い人気で品の良さを求められるアイテムには刺繍が最適です。
ワンポイントロゴ、胸元のブランドマーク、キャップやポロシャツなど、高級感を求めるアパレルラインに適しています。
立体感が生まれるため、ミニマルなデザインでも強い存在感を出せるのが魅力です。
その立体的な質感は、ブランドロゴに高級感と重みを与えます。
オリジナル刺繍
オリジナルプリントのようなインク(顔料)でプリントするのではなく糸で生地表面にデザインを縫いあらわす加工方法となります。
SSオリジナルウェア制作はプリントスタイルにお任せください
SSシーズンのオリジナルウェアは、他シーズン以上に“軽さ・抜け感・素材感”といったアパレル特有のニュアンスが重要になります。
しかし同時に、量産品だけでなく小ロットや限定ラインなどの柔軟な展開も求められるため、制作パートナーには「技術」「対応力」「安定品質」のすべてが必要とされます。
プリントスタイルでは、アパレルブランドが求めるクオリティラインを実現できる体制を整えています。
プリントスタイルは単なる加工業者ではなく、デザイン表現と量産クオリティを両立させる“制作の伴走者”としてお役に立てることを自負しております。
ここからは、アパレル業界のニーズに応えるプリントスタイルの強みを詳しく紹介します。
●幅広い加工技術と安定した仕上がり
プリントスタイルではシルクスクリーン、DTFプリント、インクジェットプリント、刺繍まで目的に合わせて最適な加工を選べます。
発泡プリントやラメプリントなど特殊プリントもオプションで対応可能です。
年間製造実績15万枚以上、創業20年を超える熟練工房でブランドの世界観を忠実に再現します。
●小ロットから大ロットまで柔軟に対応
アパレルの別注生産やEC限定の小ロット企画から、大手ブランドの大量生産まで、スケールに応じて柔軟に対応可能です。
SSシーズンの立ち上がりスケジュールにも合わせたスムーズな進行を実現します。
トレンドを検証するための小ロット制作や、限定アイテムの小ロット制作にも柔軟に対応いたします。
1枚から注文可能なプリントスタイルを活用すれば在庫リスクを抑えながら、市場の反応を素早く探ることが可能です。
●持ち込みOKの柔軟な対応
お客様が独自に調達されたオーガニックコットンや特殊なブレンド素材など、こだわりのボディをお持ち込みいただき、弊社で加工を施すことが可能です。
これにより、ブランド独自の仕様やサプライチェーンを維持しつつ、高品質な刺繍・プリント加工を実現します。
【短納期・1点からでも発注可能】お持ち込み商品にプリント・刺繍
お客様が既に購入済みのポロシャツやTシャツにプリント・刺繍することも可能です
SSコレクションの成功は、機能的な素材と、その風合いを活かす高度な加工技術にかかっています。
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